仕組み

変換力の高い無線接続の基礎となる Bluetooth

Bluetooth 101

 Bluetooth®  デバイスは、ワイヤーやケーブルの代わりに無線を使って電話やコンピューターに接続します。ヘッドセットや時計などの Bluetooth 製品には、Bluetooth 無線と接続しやすくするためのソフトウェアを搭載した小型のコンピューターチップが組み込まれています。2 つの Bluetooth デバイスに通信させるには、ペアリングが必要です。Bluetooth デバイス同士の通信は、ピコネットとして知られる近距離のアドホック ネットワークを通じて行われます。 ピコネットとは Bluetooth 技術を使って接続されるデバイスのネットワークです。ネットワークが確立すると、1 台のデバイスがマスターの役割を果たし、その他のデバイスはスレーブとなります。 Bluetooth デバイスが無線区域を出入りすると、ピコネットは動的かつ自動的に確立されます。さらに技術的な解説は、コア仕様を読むか、 Wikipedia の Bluetooth ページ で、より専門的な解説を参照してください。

Bluetooth は質の高いストリーミングを可能にします。

これまで、最も人気のある Bluetooth アプリケーションは、無線オーディオ ヘッドセットと、—携帯電話やタブレットから音楽をストリームする無線スピーカーやヘッドフォンへの車内ハンズフリー接続でした。これは Bluetooth の  BR/EDR (ビットレート/拡張データレート)と呼ばれるバージョンを使用しており、質の高いデータ(音楽など)の安定したストリーミングを電力効率よく行うために最適化されています。

BR/EDR の詳細をご覧ください。

より小さなセンサーの作成を可能にする Bluetooth

低エネルギー機能を備えた  Bluetooth (BLE または低エネルギー)の出現により、小型のコイン型電池で数ヶ月、場合によっては数年も作動する小型センサーを開発できるようになりました。こうした Bluetooth センサーの多くは、ごくわずかな電力しか消費しないので、開発者たちは、太陽光やキネティックなどの環境発電による電力を利用して、—電力面での永久的な作動を可能にする方法も探し始めています。これにより、Bluetooth 技術は現代の数多くのデバイスに取り入れられています。電話からヘッドセット、バスケットボールにソックスまで、開発者の想像力が及ぶ限りの可能性があるのです。

BR/EDR と Bluetooth 低エネルギーは基本的に異なります。Bluetooth 低エネルギーは、ジェネリック アトリビュート(GATT)を利用したまったく新しい開発フレームワーク上に構築されています。GATT は開発者にとって、非常に柔軟性が高く、どのようなシナリオにも利用することができます。 その結果、Bluetooth は、抜群の電力効率でデバイス同士を接続するだけでなく、スマートフォンやPC、タブレットのアプリケーションをデバイスと直接接続できるのです。現在の IoT ブームの中心にあるのが、低エネルギーと GATT 機能です。これらは、Bluetooth の中心でもあり、これが IoT に最適となっている理由です。

Bluetooth 低エネルギーについて詳細をご覧ください。

“コネクションレス”デバイスで新時代の扉を開く Bluetooth

2017 年初旬、Bluetooth は、家庭、企業、産業環境で高度なビーコンとロケーションベースの機能を提供する、大きな一歩を踏み出すことになるでしょう。 Bluetooth 5 は、範囲を 4 倍、速度を 2 倍、ブロードキャストメッセージング能力を 800% に高めます。これらは、—家屋やビル全体にわたって、堅実かつ信頼性の高いモノのインターネット(IoT)を可能にする鍵となります。

Bluetooth 5 について詳細をご覧ください。