CEOご挨拶

Bluetooth SIG メンバーコミュニティは、Bluetooth®技術を機能強化するためのイノベーションの提供に尽力し、新しい市場トレンドの形成に貢献しています。ワイヤレスオーディオやウェアラブルデバイスに始まり、資産追跡や電子棚札(ESL)ソリューションに至るまで、Bluetooth SIG メンバー企業は、消費者、商業、産業におけるユースケースのニーズに応え続けています。

関係者の皆様の尽力により、昨年Auracast™ ブロードキャスト オーディオの発表が実現し、すでに市場動向に影響をもたらしています。この新しいBluetooth 機能により、消費者はオーディオを共有し、ミュートを解除し、公共の場でもプライベートな場所でも最高の音を聞くことができます。

この最新版となるBluetooth® 市場動向2023年版では、LE Audio、AuracastTM の今後の展開、Bluetooth Classic AudioからLE Audioへの移行に関する予測を初公開しています。また、ESLやアンビエントIoTなど、新規かつ大規模な市場についても考察しています。これらの市場の発展を私たちは期待を込めて見守っています。

Bluetooth®市場動向2023年版における予測は、よりコネクテッドな世界を創造するためのイノベーション開発を進めている、多くのBluetooth SIG メンバー企業のたゆまぬ努力を反映しています。

このような素晴らしいコミュニティの一員であることを光栄に思います。

マーク・パウエル | CEO | Bluetooth SIG, Inc.


Bluetooth® 市場動向は、ABI Researchの最新予測と他の複数のアナリスト企業からの見解に基づき、世界のIoT(モノのインターネット)に関わる意思決定者が、技術ロードマップや市場においてBluetooth 技術が果たす役割について、最新情報を入手できるよう支援することを目的としています。

特に断りのない限り、統計データはABI Reserchを出典としています。ABI Reserchは、Bluetoothデータセット(2022年第4四半期)、無線接続(2023年第1四半期)、モバイルアクセサリーおよびウェアラブルデバイス(2023年第1四半期)、屋内測位とRTLS(2023年第1四半期)、スマートホームハードウェア(2022年第4四半期)、サプライチェーンにおける6GアンビエントIoTの可能性(2022年第4四半期)、コンディションベースのモニタリングIoT(2022年第4四半期)などのデータを参照しています。予測は、実際の出荷を保証するものではありません。

Bluetooth®
総出荷数

Shipments

年間出荷台数

デバイス総出荷台数の推移は堅調な増加が見込まれます

新型コロナウイルスの世界的流行は多くの世界市場に激動をもたらし、サプライチェーンへの影響により、スマートフォン、資産追跡装置、音声制御フロントエンドなど、特定のデバイスにおいて一時的な出荷不足に陥りました。Bluetooth対応デバイスの総出荷数は短期予測では昨年に比べ若干減少していますが、アナリストによると、今後5年にわたる予測対象期間の後半にはより高い成長が見込まれます。2027年までに年間76億台のBluetooth対応デバイスが出荷され、今後5年間の年平均成長率(CAGR)は9%になるとの予測です。

総出荷数

バージョン別出荷数

Bluetooth®技術は複数の無線バージョンをサポートしており、それにより開発者はそれぞれの顧客が持つ固有の接続ニーズを満たす製品を構築できます。

現在、Bluetooth Classic およびBluetooth Low Energy (LE)は、スマートフォンからタブレット、ラップトップに至るまで、従来のプラットフォームデバイスすべてに搭載されています。Bluetooth デュアルモード(Bluetooth Classic + Bluetooth LE)は、テレビなど上記以外の追加プラットフォームデバイスでも標準となりつつあります。このため、過去5年間に出荷されたBluetoothデバイスのほとんどはデュアルモードであり、今後も同様となる見込みです。さらに、イヤホンなど多くのオーディオデバイスもデュアルモードに移行しつつあります。

消費者向けコネクテッド電子機器の継続的な力強い成長により、最近の LE Audioのリリースとも相まって、周辺機器は引き続きBluetooth LEシングルモードデバイスの出荷台数の伸びを牽引する見込みです。2027年には、Bluetooth®LEシングルモードデバイスの年間出荷台数は、デュアルモードデバイスの年間出荷台数にほぼ匹敵すると見られます。

1.5 BILLION

のBluetooth®LEシングルモードデバイスが2023年に出荷されるとの予測

周辺機器が Bluetooth® LE シングルモードデバイスの成長の原動力に

周辺機器の継続的な力強い成長が原動力となり、Bluetooth®LE シングルモードデバイスの出荷台数は、今後5 年間で2倍以上になると予測されます。また、LEのみのシングルモードとClassic + LEのデュアルモード両方のデバイスを考慮すると、2027年までにBluetooth デバイス全体のうち97%がBluetooth LEを搭載する見込みです。

100%

の新しい主要プラットフォーム
デバイスが
デュアルモードに対応
(Bluetooth®Classic + Bluetooth LE)

すべてのプラットフォームデバイスがBluetooth®Classic とBluetooth LE に対応

開発者は、すべてのプラットフォームデバイスにBluetooth®Classic およびBluetooth LE が搭載されているとの前提でそれらを活用できます。Bluetooth LEおよびBluetooth Classicは100%の携帯電話、タブレットおよびPCに搭載され、Bluetooth対応のデュアルモードデバイスは、完全な市場飽和状態に達しています。

3.5 BILLION

のBluetooth®周辺機器が2023年に出荷され、2027年には56億台に拡大するとの予測

周辺機器が Bluetooth® デバイスの出荷数の伸びを引き続き牽引しています

既にすべてのスマートフォン、タブレットおよびPCがBluetooth®LE に対応しているため、周辺機器におけるBluetooth 技術の成長率は、プラットフォームデバイスの成長率を引き続き上回ることが予測されます。Bluetooth 周辺機器の出荷台数は、2023 年にはプラットフォームデバイスの出荷台数の 2 倍になる見込みです。

今後の機能強化

Bluetooth SIGのメンバーコミュニティは、Bluetooth®技術の能力拡大と機能強化を継続しています。すなわち、イノベーションを促進し、新しい市場を生み出し、ワイヤレス通信の可能性を再定義しているのです。メンバー企業間におけるたゆまぬ努力とコラボレーションこそが、継続的なイノベーションの原動力です。通常、50件以上の仕様策定プロジェクトが進行していますが、ここでは主要なBluetooth仕様に関連する進行中または完了したばかりのプロジェクトをいくつかご紹介します。

仕様公開済

LE Audio

20年以上ものイノベーションを基に策定されたLE Audioは、Bluetooth®オーディオの性能を強化し、補聴器対応を追加したほか、Auracast™  ブロードキャスト オーディオの活用を可能にしました。この革新的なBluetoothの新機能は、人々のオーディオ体験や周囲を取り巻く世界とのつながり方を再び変える可能性を備えています。

仕様公開済

レスポンス付き定期アドバタイズ(PAwR)

Bluetooth® LEは、多様なデバイス通信ニーズを満たすために設計された複数の論理データ伝送オプションをサポートしています。PAwR機能は、Bluetooth LEロジカルトランスポートを新たに定義し、ハブが数千のエンドノードと双方向通信を維持する必要がある状況など、新しいデバイス通信シナリオをサポートするよう設計されています。PAwRの主要な使用例として急速に拡大する電子棚札(ESL)市場が挙げられますが、ESLにはこれまで世界標準の無線規格がありませんでした。

公開予定

高精度距離測定

Bluetooth®ワイヤレステクノロジーによるデバイス測位機能(現時点ではアドバタイズ配信によるプレゼンスの測定、RSSIによる基本的な距離測定、AoA/AoDによる高精度方向探知など)に加え、現在、2つのBluetooth 対応デバイス間の高精度な距離測定を可能にする仕様開発プロジェクトが進行中です。この機能により、より高精度な位置情報システムの実現が期待されます。

公開予定

データスループットの向上

LE 2M PHY は、スマートフォンに IoT デバイスを接続する消費者数の増加に伴い、そうした消費者に対しより優れたデータ転送パフォーマンスを提供するなど、より多くの市場機会に対応することを目的としています。現在、これらの増加する接続デバイスには、より大きなメディアのストリーミングに対応するだけでなく、より高い性能が求められています。このため、さらに高いデータレートを実現するBluetooth®LE PHYには大きな利点が期待できます。データスループット向上プロジェクトは、市場ニーズのこうした高まりに対応するために立ち上げられ、最大 8 Mbps のデータレートサポートを目指しています。

公開予定

Bluetooth®LEのより高周波数帯域への対応

現在、6GHz 周波数帯を含む追加の免許不要のミッドバンド周波数帯におけるBluetooth®LEの動作を定義する、仕様策定プロジェクトが進行中です。この新しい周波数拡張プロジェクトにより、データスループットの向上、低遅延、測位精度の向上に加えさらに新機能など、Bluetooth 技術をデバイスやソリューションに導入する企業の将来的なニーズに応え続けるためのBluetooth の機能強化が可能になります。

新たなユースケース

Bluetooth SIG メンバーコミュニティが革新的な仕様と機能の開発を続ける中、Bluetooth®技術は従来のユースケースを強化するだけでなく、さまざまな新しいユースケースを拡大し創造するために活用されています。

Auracast ブロードキャスト オーディオ

Auracast ブロードキャスト オーディオは、日々の生活と人生を変えるようなオーディオ体験を実現する、Bluetooth®の新機能です。オーディオ共有やミュート解除、そして最高の音で聴くことを可能にし、周囲の人や環境との関わりを豊かにします。

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デジタルキー

スマートフォンの日常生活での役割が増え続けています。Bluetooth®技術は、スマートフォンを便利で安全なデジタルキーとして使用し、車のロック解除や制御、自宅やオフィスなどへの安全なアクセスを可能にします。

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電子棚札

電子棚札(ESL)は、電池で稼働する電子ペーパーの小型ディスプレイで、紙ラベルの代わりに棚端に設置して商品および価格情報を表示します。ESLは、無線技術を使用して中央のハブと通信し、動的な価格表示および商品情報のネットワークを形成します。Bluetooth®ESLは小売業における価格表示の自動化、棚卸しの改善と、買い物客の体験向上を支援します。

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ネットワーク照明制御

Bluetooth®ネットワーク照明制御システムは、個別にアドレスが指定でき充実したセンサーを備えた照明器具と制御デバイスによるインテリジェントなネットワークシステムであり、システムの各コンポーネントによるデータ送受信が可能になります。オフィス、小売店、医療施設、工場、その他商業施設に導入することにより、建物のエネルギーの効率化や、利用者の体験向上、建物運用の効率向上などの改善策を組み合わせて実現します。

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アンビエントIoT

アンビエントIoTは、商品在庫状況や状態を追跡できる超低コストの新しいBluetooth®タグによって実現され、身の回りの日用品と接続して効率的な管理を可能にします。当初は食品・製薬業界における高速サプライチェーンの改善に焦点を当てていましたが、アンビエントIoTの総市場規模は数兆ユニットに上ります。

Bluetooth®
ソリューション分野

Areas

市場のニーズに応えるソリューション

Bluetooth®技術は、ワイヤレス接続への拡大し続けるニーズを満たすため、フルスタックかつ目的に合わせたソリューションを提供します。Bluetooth 技術は、オーディオストリーミングへの対応を始めとして、低消費電力のデータ転送、屋内位置情報サービス、そして信頼性の高い大規模デバイスネットワークへと発展し続けてきました。

オーディオストリーミング

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データ転送

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位置情報サービス

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デバイスネットワーク

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オーディオストリーミング

Bluetooth®技術が取り除いた最初のコードの一つは、オーディオケーブルでした。ヘッドホンやスピーカーなどからケーブルの煩わしさを取り除いた Bluetooth 技術は、オーディオに革命を起こし、私たちがオーディオメディアを使用し、体験する方法を一変させました。

主なユースケース

ワイヤレスヘッドセット

ヘッドホンから完全ワイヤレスイヤホンまで、オリジナルのワイヤレスオーディオデバイスである Bluetooth®ヘッドセットは、今や携帯電話の必須アクセサリーです。

ワイヤレススピーカー

自宅の Hi-Fi エンターテインメントシステムはもちろん、ビーチや公園でも使用できるポータブルオーディオなど、多種多様な形とサイズのスピーカーがあり、あらゆる場面で使用されています。

車載システム

Bluetooth®車載インフォテインメントシステムは、ドライバーのスマートフォンと連携させることによってオーディオストリーミングや通話がハンズフリーで可能になり、ドライバーは運転に集中できます。

オーディオストリーミングデバイスの出荷台数は引き続き伸長しています

パンデミック後の課題や景気減速にも関わらず、Bluetooth®オーディオは成長の一途をたどっています。

1.35x GROWTH

2023 年から 2027 年にかけて予測されるBluetooth®オーディオストリーミングデバイスの年間出荷台数

オーディオストリーミング

今を牽引するソリューション

イヤホンの出荷台数は増加の一途をたどり、市場をリードしています

2023年のBluetooth®イヤホンの出荷台数は4億6200万台が見込まれます。2027年までにこの年間出荷台数は54%増加し、7億1200万台に達する予測です。

56%

2023年に出荷が予測されるBluetooth®ワイヤレスヘッドセットにイヤホンが占める割合

Bluetooth®技術はワイヤレススピーカーのほぼすべてに搭載されています

より高い柔軟性やモビリティに対する全体的な需要が高まるにつれ、スピーカーへのBluetooth®技術の採用も拡大し続ける見込みです。2023年には3億6000万台のBluetooth スピーカーの出荷が予測されます。

98%

2023年のスピーカー全体におけるBluetooth®技術搭載スピーカーの割合

オーディオストリーミング

未来を推進するソリューション

25年近くに及ぶイノベーションを基に策定されたLE Audioは、Bluetooth®オーディオの性能を強化しました。補聴器への標準化対応が追加され、新機能のAuracastTM  ブロードキャスト オーディオは、スマートフォン、タブレット、テレビ、公共のサウンドシステムなどのオーディオソースデバイスから、1つまたは複数のオーディオストリームを放送し、台数無制限のイヤホン、スピーカー、補聴器などオーディオシンクデバイスによる受信を可能にします。AuracastTM  ブロードキャスト オーディオは、個人的および場所を基盤としたオーディオ共有を可能にするなど、新しく大きなイノベーションの可能性をもたらします。

Auracast ブロードキャスト オーディオは新しいオーディオ体験をもたらします

アナリストによる予測では、今後5年間でAuracastTM対応デバイスおよび公共の場における導入の両方に大幅な増加が見込まれます。それにより新たな体験が促進され、Bluetooth®オーディオ周辺機器の価値が向上し、音声アクセシビリティに新たな可能性をもたらす聴覚補助ソリューションの新しい拡張性オプションが期待されます。AuracastTM導入のこうした拡大は、LE Audioデバイスの導入速度に直接の影響を与えるでしょう。

2.5 MILLION

2030年までに世界的にAuracast™ ブロードキャスト オーディオの導入が見込まれる場所の数

LE Audio はオーディオパフォーマンスを強化します

LE Audio は、より低い消費電力でより高い音質を提供します。それによりオーディオ開発者が消費者の性能要求の高まりに応えることを可能にし、オーディオ周辺機器市場(ヘッドセット、イヤホン、補聴器など)全体の継続的な成長を推進します。

3 BILLION

2027年までに予測されるLE Audio対応デバイスの年間出荷台数

90%

2027年までにLE Audioに対応する新しいスマートフォンの割合

LE Audio は、補聴器におけるBluetooth®オーディオの実装を標準化します

業界の専門家は、LE Audio が補聴器に迅速に導入されると予測しています。補聴器サポートの充実と難聴者の満足度向上に貢献することにより、LE Audio には、現在 15 億人を超える難聴者に聴覚補助を提供できる可能性があります。

2.5 BILLION

2050 年までに
ある程度の聴覚障害を
抱えると予測される
人口

5.7x INCREASE

今後5年間に予測されるBluetooth®対応補聴器の年間出荷台数

オーディオ業界が歓迎する新たなOTC補聴器市場

2022年8月、米国食品医薬品局はOTC補聴器のカテゴリーを制定しました。これにより米国では、医師や聴覚士の診断や処方箋なしで、Bluetooth®対応OTC補聴器を直接購入できるようになりました。

9.5x INCREASE

2027年までに予測されるBluetooth®対応OTC補聴器の年間出荷台数

オーディオストリーミング

LE Audio への移行

デュアルモードが Bluetooth® Classic Audio と LE Audio の架け橋となるでしょう

LE Audio を採用する場合、エコシステムベンダーは異なる戦略をとり、さまざまなペースでこの技術をデバイスに組み込んでいくでしょう。予測の対象期間全体にわたり、ほとんどのメーカーが、移行促進のためデュアルモードのオーディオソリューションの提供を開始すると見込まれます。時の経過とともにエコシステムが成熟し、新たなユースケースが確立されるにつれて、スタンドアローンの LE Audio デバイスが大幅に増加するとアナリストは予想しています。

LE Audio: Bluetooth®オーディオの未来

既存のBluetooth®オーディオに対するこの革命的な機能強化が、いかに新しいユースケースと消費者体験を確立し、業界への新規参入プレーヤーにオーディオエコシステムを開放し、Bluetoothオーディオ市場が新たな高みへとスケールアップすることを可能にするかについては、レポートをダウンロードしてご覧ください。

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データ転送

フィットネストラッカーやヘルスおよびウェルネスモニターに始まり、おもちゃやツール類に至るまで、何十億台もの新しい Bluetooth®低電力データ転送デバイスが、日々消費者をケーブルから解放しています。

主なユースケース

スポーツ&フィットネス

Bluetooth® 技術は、手首に装着し、あらゆる場所で歩数、運動量、活動量、睡眠をモニターし表示するフィットネストラッカーやスマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを実現します。

PC 周辺機器およびアクセサリー

Bluetooth® 技術の原動力は、ケーブルからの解放です。 キーボード、トラックパッド、マウスなどの周辺機器は、パソコンとの接続にもはやケーブルを必要としません。

ヘルス&ウェルネス

血圧計から携帯型超音波装置やエックス線画像診断装置に至るまで、Bluetooth® 技術は人々の健康状態の把握と改善をサポートするとともに、医療従事者による質の高い医療の提供を容易にします。

1.67x GROWTH

2023 年から 2027 年にかけ予測されるBluetooth®データ転送デバイスの年間出荷台数

データ転送

今を牽引するソリューション

健康に対する意識の高まりが、ウェアラブルの成長を促進しています

スマートウォッチや、スポーツ、フィットネス、ウェルネストラッカーへの需要は、健康意識の高まりやパンデミック後のオンラインヘルスサービスの浸透、ヘルスセンサーの新たな技術的進歩によって拡大しています。

143 MILLION

2023年に予測されるBluetooth®スマートウォッチの出荷台数

97 MILLION

2023年に予測されるBluetooth®スポーツ、フィットネス、ウェルネストラッカーの出荷台数



コンシューマー・エンターテインメント機器業界では、Bluetooth®技術を制御用に標準化しました

利便性向上への欲求から、テレビ、スピーカー、セットトップボックス、ゲーム機などの製品用リモコンの需要が増加しています。

300 MILLION

2023年に予測されるBluetooth® OEMリモコンの出荷台数

40 MILLION

2023年に予測されるBluetooth®ゲームコントローラーの出荷台数



ハイブリッドワークや在宅勤務の継続的増加により、PC アクセサリーの需要が高まっています

Bluetooth® PC アクセサリーへの高い需要が継続しています。過去 5 年間にリモートワークが 44% 増加し、より多くの人々が、自宅を公私を兼ねた空間として利用しています。それにより Bluetooth 接続が可能な家庭用および周辺機器へのニーズが高まっています。

216 MILLION

2023年に予測されるBluetooth® PC アクセサリーの出荷台数

44% INCREASE

過去5年間のリモートワーク増加率

データ転送

未来を推進するソリューション

Bluetooth®ウェアラブルデバイスは引き続き高い成長を示しています

Bluetooth®対応フィットネストラッカーやヘルスモニターによる個人の健康増進効果への理解が深まり、あらゆる年齢層におけるウェアラブルデバイスの需要が高まっています。

635 MILLION

2027年までに予測されるBluetooth®ウェアラブルデバイスの出荷台数

スマートウォッチがウェアラブルカテゴリーを牽引し続けます

スマートウォッチがさらに高度になり、より多くの機能を搭載するにつれ、人々をつなぐ役割(電話、メール、テキストメッセージ、音楽など)だけでなく、フィットネスやウェルネストラッカーの役割まで担うようになります。これらの両カテゴリーは成長著しく、その成長はスマートウォッチへとシフトしています。2023年には1億4300万台のBluetooth®スマートウォッチが出荷される見込みですが、2027年までに年間出荷台数は2億9000万台に達し、2.4倍の増加が見込まれます。  

290 MILLION

2027年に予測されるBluetooth®スマートウォッチの年間出荷台数

Bluetooth® ヘルス&ウェルネス ウェアラブルデバイスは力強い成長を示しています

Bluetooth®フィットネスおよびウェルネストラッカーの出荷台数は今後5年間で12%成長し、2023年に予測される年間出荷台数9700万台から2027年には1億600万台にまで増加が見込まれます。フィットネストラッカーは、スマートウォッチの多くがこの機能を取り込んだとしても成長を続けると見られます。

106 MILLION

2027年に予測されるBluetooth®フィットネス&ウェルネストラッカーの年間出荷台数

Bluetooth® AR/VR デバイスには大きな成長が見込まれます

ウェアラブルデバイスの定義は拡大を続けています。ウェアラブルデバイスは多様な形態や機能が製造されており、これまで述べてきた以外の体験を実現し拡張する助けとなります。これにはゲーム用やバーチャルトレーニング用のVRヘッドセットに加え、工業製造用、倉庫管理業務用、資産追跡用のウェアラブルスキャナやカメラが該当します。2027年までに年間8000万台近くのBluetooth VRヘッドセットが出荷される見通しです。


スマートグラスはナビゲーションに使用され、ユーザーに移動経路(およびその他の補足情報など)を表示します。スマートグラスはまたトレーナー研修目的や、タスクやプロセスを記録し、教育支援や完了したタスクの確認にも使用されます。アナリストの予測では、2027 年までに 3700 万台の Bluetooth AR スマートグラスが出荷される見込みです。

6x GROWTH

今後 5 年間に予測される Bluetooth® VR ヘッドセットの出荷台数


15x GROWTH

2023年から2027年にかけて予測されるBluetooth® ARスマートグラスの出荷台数

位置情報サービス

現在のBluetooth® 技術は、高精度の屋内位置情報サービスに対する需要増加を受け、デバイスの測位技術として幅広く使用されています。1 台のBluetooth デバイスに他のデバイスの存在、距離および方向検出を可能にすることにより、Bluetooth 技術は他の測位無線にはない柔軟性を実現しています。これにより例えばビルの管理者および所有者が、建物における多様で変化するニーズに合うよう屋内測位ソリューションの規模を変更することを可能にします。

主なユースケース

資産追跡

Bluetooth® 技術は、リアルタイム位置情報システム(RTLS)ソリューションの急速な成長を支えています。このソリューションは、倉庫内の作業員や道具、あるいは病院内の患者や医療機器の位置を特定するなど、モノや人の追跡に用いられています。

屋内ナビゲーション

空港や駅からショッピングモール、美術館、スタジアムに至るまで、Bluetooth® 屋内測位システム (IPS) は、GPSの屋内測位の課題を克服し、施設内の複雑な経路移動をサポートする標準システムとして急成長しています。

デジタルキー

スマートフォンは日常生活に溶け込んでいます。Bluetooth® 技術はスマートフォンを便利で安全なデジタルキーに変え、自家用車や自宅、オフィスビルなどに近づくと同時にドアやスペースを開錠するための活用を可能にします。

持ち物探索

鍵や財布、ハンドバッグなどの個人の所有物に Bluetooth® タグを装着する消費者が増えています。 タグが装着されていれば、紛失した際にはスマートフォンのアプリを起動するだけで紛失物の位置を特定できます。

Bluetooth®位置情報サービスデバイスの成長は、上昇著しいトレンドとなるでしょう

Bluetooth®︎位置情報サービスソリューション市場は、パンデミック前の予測水準への急速な回復が見込まれます。Bluetooth 位置情報サービスの利点に対する認知の高まりが、さらなる市場成長を支え続けています。

2.46x GROWTH

2023年から2027年にかけて予測されるBluetooth®位置情報サービスデバイスの出荷台数

位置情報サービス

今を牽引するソリューション

業務用RTLSソリューション

Bluetooth®リアルタイム位置情報システム(RTLS)は急成長が見込まれます

Bluetooth® RTLS は、新型コロナウイルスの流行やサプライチェーンの課題による最近の減速を経て、導入件数が顕著な伸びを示しています。この成長に向けた転換は 2022 年に始まり、5 年間の予測対象期間を通じて続く見込みです。製造業における新規制の安全要件、より厳格なコンプライアンス手順、持続可能な運用対策により、RTLS ソリューションに対する需要はこれまで以上に高まっています。

178 THOUSAND

2023年末までに予測されるBluetooth® RTLSの総実装件数

Bluetooth®商業用資産追跡ソリューションの急速な拡大が、Bluetooth 位置情報サービスの成長を牽引しています

より多くの商業施設と産業施設が、リソースおよび在庫管理の最適化のため Bluetooth®資産追跡ソリューションの利用を開始しています。アナリストの見解では、位置情報サービスソリューションの中でも資産追跡のアンカーポイントとタグが継続的な成長の原動力であるとの結論です。

112  MILLION

2023年に予測されるBluetooth®資産追跡デバイスの出荷台数

消費者向け持ち物探索ソリューション

個人向け持ち物探索ソリューションの年間出荷台数が継続的に増加しています

精度の向上に加え、個人的な持ち物の探索やデバイス追跡ソリューションに対する需要の増加が、Bluetooth®持ち物探索イノベーションのより幅広い使用を促進しています。2027 年までに年間出荷台数は 2 倍に増加する見込みです。

97 MILLION

2023年に予測される個人向けBluetooth®持ち物探索ソリューションの出荷台数

アクセス制御ソリューション

Bluetooth® 技術は自動車アクセス制御において重要な役割を担っています

デジタルキーの認知および普及の向上は、スマートフォンが持つアクセスおよび制御機能に対する需要を牽引しています。Bluetooth®対応のキーフォブはドアの施錠と開錠を行うだけでなく、ドライバーにさらなる利便性をもたらします。

31 MILLION

2023年に予測されるBluetooth®対応キーフォブおよびアクセサリーの出荷台数

大手自動車メーカーがスマートフォンのデジタルキー機能への対応を開始

キーフォブの成功を基盤とし、スマートフォンに搭載された Bluetooth®技術は、持ち運びが必要なデバイス数を減らしつつ自動車への安全なアクセスを可能にします。スマートフォンにおける搭載率 100% を達成することにより、Bluetooth 技術はこうしたニーズに応えられる唯一無二の地位を確立しています。

100%

の新しいスマートフォンにBluetooth®デジタルキー有効化技術を搭載

位置情報サービス

未来を推進するソリューション

Bluetooth®︎の高精度測距で、位置情報サービスソリューションに新たな性能基準を打ち立てます

間もなくBluetooth®︎技術に高精度測距(HADM)が加わり、持ち物探索ソリューションの精度が大きく向上し、ユーザーは持ち物の位置をより正確に把握できるようになります。またパッシブキーレスエントリーソリューションでは、認証と精度をさらに高めるための新たなレイヤーが追加され、リアルタイム位置情報システム(RTLS)の性能も向上します。

260 MILLION

2027年に予測されるBluetooth®資産追跡デバイスの出荷台数

338 THOUSAND

2027年までに予測されるBluetooth® RTLS の実装件数

アンビエントIoTは、市場予測を覆す可能性を秘めています

新しい超低コストタグは、アンビエントIoTと呼ばれる全く新しいカテゴリーのBluetooth®トラッキングソリューションを可能にします。アンビエントIoTは、様々な業種において10兆台以上のデバイスが利用可能であり、初期には食品や医薬品、返品可能な資産といった期限切れ商品を扱う高速チェーンを重点的に扱い、これによるサプライチェーンの大幅な改善が見込まれるソリューションです。偏在性と成熟したエコシステムに加え、タグとレシーバー用の低コストデバイスをサポートする能力を備えたBluetooth 技術は、アンビエントIoTのメリットを最大限に引き出すための最善の位置を占めています。

10 TRILLION

アンビエントIoT デバイスの総市場規模



デバイスネットワーク

自宅や商業施設、その他の環境における Bluetooth® デバイスネットワークソリューションは、高い信頼性と安全性を担保しつつ、ネットワーク内にある数十台、数百台、数千台のデバイスに接続できます。

主なユースケース

ネットワーク照明制御

Bluetooth® ネットワーク照明制御(NLC)システムは、オフィス、小売店、医療施設、工場、その他商業施設に導入することにより、建物のエネルギー効率化や、利用者の体験向上、建物運用の効率向上などの改善策を組み合わせて実現します。

モニタリングシステム

Bluetooth®ワイヤレスセンサーネットワーク(WSN)は、照度、温度、湿度、稼働率を監視して、従業員の生産性を向上させ、建物運営に要するコストの削減を可能にします。また、製造機器の状態とメンテナンス要件への適合性を高めて、計画外の稼働停止時間を削減します。

電子棚札

Bluetooth®︎電子棚札(ESL)は、バッテリーで稼働する電子ペーパー(e-paper)の小型ディスプレイで、紙ラベルの代わりに棚端に設置して商品および価格情報を表示します。ESL は小売業における価格表示の自動化、棚卸しの改善、買い物客の利便性向上に貢献します。

2.63x GROWTH

2023 年から 2027 年にかけ予測されるBluetooth®デバイスネットワークデバイスの年間出荷台数

デバイスネットワーク

今を牽引するソリューション

スマートホームデバイスが引き続き市場における大きな役割を果たします

現在、Bluetooth®技術はあらゆるスマートホームデバイスのコミッショニングに採用され、スマートホームにおける主要な位置を占めています。さらに Matter 規格に採用されたことにより、スマートホームにおける Bluetooth 技術の役割は、今後数年にわたり他の追随を許さないものとなるでしょう。

686 MILLION

2023年に予測されるBluetooth®スマートホームデバイスの出荷台数

スマートホーム市場におけるコネクティビティの向上は、スマート家電の大幅な増加をもたらします

Bluetooth®技術は多くのスマートホームソリューションに採用される技術として地位を確立し、現在では家庭用 IoT における役割を拡大しています。最大の成長を示した市場は空気清浄機、エアコン、カウンタートップ家電であり、出荷台数は前回予測の 3 倍に増加しています。

165 MILLION

2023年に予測されるBluetooth®スマート家電の出荷台数

デバイスネットワーク

未来を推進するソリューション

ネットワーク照明制御

Bluetooth®ネットワーク照明制御が主流になりつつあります

LED 照明の急速な普及や、エネルギー効率の向上、迅速に導入可能な機能性、より上質な利用者体験に対する欲求が原動力となり、Bluetooth®業務用ネットワーク照明制御(NLC)ソリューションの需要が高まっています。

115%   CAGR  

今後5年間に予測されるBluetooth®ネットワーク照明制御デバイス

電子棚札

電子棚札が新たな大規模市場として注目されています

電子棚札(ESL)は、常に正確な価格表示、リアルタイムプロモーションや商品情報へのアクセスの向上に加え、より満足度が高く包括的なオムニチャネル体験を提供します。小売業者にとっては、クリック&コレクトの買い物客対応におけるピッキングと配送を合理化する一方で、棚の補充を加速させ、商品在庫を最適化して、販売機会の逸失を防ぐことが可能になります。

334 MILLION

2027年までに予測されるBluetooth® ESLデバイスの出荷台数

"小売企業は、新型コロナウイルス流行後の商環境において、業務効率化を実現し、コンバージョンを高め、店舗への顧客の再訪を促すための支援策として、IoT技術への期待を高めています。"

アンドリュー・ジニャーニ、ABI Research

状態監視

Bluetooth®︎状態監視がセンサー化を推進しています   

製造工程で使用される機械や設備は、すでに大規模な無線センサーネットワークによって監視されており、産業界のより多くのベンダーが、高額に及ぶ修理回避に役立つ予防的および予測的メンテナンスなど、状態監視のメリットを最大限活用することを望んでいます。アナリストによると、より多くの企業がさまざまな状態監視ソリューションを活用することにより、この分野における使用例が少数分散型になることが予想されます。

32 MILLION

2026 年までに予測される Bluetooth®状態監視ソリューションの導入件数

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