仕様開発プロセス

Bluetooth 技術の秘訣は仕様にあります。

技術が一体化されてゆくプロセスを知りたいと思ったことはありますか? 仕様開発プロセスはシンプルな構想から始まり、そこを出発点とします。

新規作業提案

新規作業提案(NWP)—を提出することによって、誰でも新規プロファイルまたは新規仕様の構想を提出することができます。現行の NWP を参照。構想に支持が得られた場合、レビュー審査、続いて承認プロセスを通過するために理事会(BoD)に提出されます。理事会により NWP が承認されると、次に Functional Requirements Document(FRD、機能要件文書)段階に進むために、スタディ、ワーキングまたはサブグループへの割当てが行われます。

Functional Requirements Document(機能要件文書)

FRD への貢献は、スタディグループ、ワーキンググループ、サブグループを通して誰でも果たすことができます。機能要件、課題文、業務範囲の定義が完了した時点で、Bluetooth アーキテクチャ審査委員会(BARB)はコア FRD の必要性を決定するために、FRD とワーキンググループ設立趣意書のレビュー審査を行います。BARB により FRD と設立趣意書が承認されると、次に全メンバーに FRD が発行され、メンバーによる懸命な取り組みが開始されます。

次に続く3つの段階には、仕様または機能向上の繰り返し作業が含まれます:

  • .5/ドラフト改善提案文書 (DIPD)—設計作業が開始し、FRD に含まれる動作と要件範囲が定義されます。BARB によるレビュー審査と承認後、アソシエイトとプロモーターへの発行が行われます。
  • .7/最終改善提案文書 (FIPD)—IEEE の確立済み言語規格に基づき、各機能要件に対する必須/オプションの機能が確定されます。Bluetooth テスト& 相互運用性委員会(BTI)によるレビュー審査と承認を受ける間、BARB による承認が行われます。
  • .9/変更要求—仕様は 100% 完了し、最終計画と採択予定に進みます。BARB と BTI によるレビュー審査と承認が完了すると、次にプロトタイピング仕様として採択を受けるために理事会に進みます。全メンバーへの発行が行われ、45日間の IP と投票ドラフトのレビュー審査期間が開始されます。

プロトタイピング仕様

この段階は、仕様認証(IOP)からスタートします。ワーキンググループは、テスト仕様、後方互換性、無効な動作などに基づいたテスト計画を開発します。BARB と BTI によるテスト計画のレビュー審査が完了すると、次に全メンバーによる IOP テストが開始されます。

正規 IOP テスト

正規 IOP テストは、プロトタイピング仕様の採択と IOP テスト計画が承認され次第スタートします。SIG は IOP イベントの発表を行い、テスト結果を収集します。テストの成功は、コア機能/GATTベースサービスに向けた承認済み IOP テスト計画ではテストケースにつき3つの独立した許可、プロファイルに向けた承認済み IOP テスト計画ではテストケースにつき2つの独立した許可が得られた時点で実現されます。

最終採択

正規 IOP テストの完了後、ワーキンググループは見出された問題の解決に取り組み、投票ドラフトを作成します。BARB は、BTI と BQRB によるテスト仕様とテストケースの承認とともにドラフト仕様を承認し、リストをリリースします。このIP レビュー期間中、間もなく採択される、会員規約により許可された、Bluetooth IP プールの一部となる知的財産(IP)に向けた仕様のレビュー審査を全メンバーが行う機会があります。

仕様は、採択チェックリストに含まれる全項目が完了し、IP レビュー期間が終了した時点で理事会により採択されます。採択は、採択委員会で5分の4の賛成票を必要とします。採択委員会は、理事会のプロモーターメンバーと仕様の責任を担うワーキンググループのワーキンググループ議長から構成されます。仕様が採択された時点で、製品が仕様認定を受けることが可能になります。

仕様開発作業の大半は、Specification Workspace(仕様ワークスペース)というオンラインツールで行われます。この プロセスワークフローツールは、ワーキンググループが開発プロセスを円滑に進めることに役立ちます。今すぐグループに加入しましょう。