試験不要の認証
プロセス
本プロセスは、認証済みのBluetooth最終製品(End Product)またはサブシステムを設計上の変更を加えずに用いるメンバーが対象です。
本認証プロセスを用いる場面
本プロセスは以下の場合に適用可能です。
- 他のメンバー組織の認証済みBluetooth最終製品またはサブシステムを、Bluetooth の設計上の変更・追加を加えずに、御社の製品に用いる場合。
- サードパーティが製造した Bluetooth 製品を購入し、御社の社名またはロゴを使用して流通させる場合(いわゆるホワイトラベル)。
- 認証済みのBluetooth最終製品またはサブシステムだけを使用し、設計上の変更なしに組み合わせる場合。
認証を取得するには
Bluetooth 認証ツールの Launch Studio を使用して設計情報を記載し、関連商品を追加します。以下に、試験不要の認証プロセスに関する手順の一覧と、各ページで必要な情報を示します。
1.Project Basics(プロジェクトの基本情報)
- Project Name(プロジェクト名)にプロジェクトの名称を入力します。
- Referenced Qualified Design(参照する認証済みの設計)には、御社のプロジェクトのベースとなる、設計上の変更を加えずに使用する設計の QDID(Qualified Design ID)を入力します。QDID は、以前に認証プロセスを完了して承認された設計の製品を特定するため、Bluetooth SIG が発行する番号です。QDID は、Launch Studio で検索するか、サプライヤーにお問い合わせください。
2. Product Declaration(製品の申告)
- Listing Date(掲載日)には、Bluetooth 製品データベースに掲載したい申告日を入力します(Launch Studio を使用して御社のプロジェクトを申請した日から 90 日以内とすること)
- Bluetoothの設計を取り入れた御社製品の詳細情報として、以下を入力します。
- Product Full Name(製品の全名称)に製品名を入力します。
- Category(カテゴリー)には、御社製品を最も適切に表すカテゴリーを入力します(表示される選択肢から選択)。
- Product Website(製品ウェブサイト)に URL を入力します。
- Publish Date(公開日)には、Bluetooth 製品データベースで以下の情報へのアクセスを許可する日付を入力します(Launch Studio を使用して御社のプロジェクトを申請した日から 90 日以内とすること)。
- Name(名称)/Product Number(製品番号)
- Category(カテゴリー)
- Subset ID (サブセット ID: ある場合のみ)
- Publish Date(公開日)
- Product Description(製品説明)
- Description(説明)には製品に関する説明を入力します。
- Model Number(モデル番号)には、製品のモデル番号を入力します。
3. 申告 ID
- 宣言料の支払い
- 宣言料の支払いと宣言IDの受け取り。宣言料の金額は、お客様の組織のメンバーシップ レベルによって異なります。クレジットカードまたは請求書でお支払いいただけます。宣言料金は返金されません。未使用の宣言IDは、プロジェクトを完成させて認定のために提出するために使用しない限り、発行日から12カ月間有効です。詳細については、料金のページをご覧ください。
- Available Declaration IDsのセクションでは、プロジェクトに添付する利用可能な宣言IDを選択します。利用可能な宣言IDがない場合は、上記のセクションで宣言料を支払い、新しい宣言IDを発行してください。
4. レビューと提出
- Project Status(プロジェクトのステータス)部分について、全項目がComplete(完了)になっていることを確認します。
- Project Details(プロジェクトの詳細)部分では、御社の連絡先情報を含め、記載されている全情報が正確であることを確認します。
- Complete the Project and Submit Product(s) for Qualification(プロジェクトを完了し、製品の承認を申請する)では、内容を確認の上、各チェックボックスをマークし、署名を入力して掲載プロセスを完了します。